『バイオハザード レクイエム』にVRモード未実装なのは、PSVR2にとって悪いニュースとなる

バイオハザード レクイエムのSS

『バイオハザード レクイエム』は、カプコンの長年続く『バイオハザード』シリーズの最新作だ。このサバイバルホラー作品は今年2月に主要プラットフォームで発売予定だが、PlayStation VR 2(PSVR 2)向けのVRモードの予定は現時点では未定である。

『バイオハザード ヴィレッジ』と『バイオハザード4 リメイク』はPSVR 2のシステムセラーだったため、『バイオハザード レクイエム』にVRが搭載されないのは本当に驚きであり、ソニーの減少するヘッドセットにとっては悪いニュースとなる可能性がある。

なぜ VR をサポートしないのか

『バイオハザード レクイエム』のプロデューサー、熊澤正人氏は2025年後半、カプコンはバイオハザード9にVR対応を追加する予定はないと明言した。カプコンは、従来のバイオハザードのゲームプレイに重点を置き、発売当初から一人称視点と三人称視点のモードを提供していく方針だ。

Nintendo Switch 2版には多くの開発が投入されており、PS5版やXbox Series X/S版に匹敵するクオリティとなっている。Requiemは2月27日に全プラットフォームで発売予定だ。

カプコンは、『バイオハザード レクイエム』が2Dでも十分に没入感と恐怖感を味わえると確信している。しかし、バーチャルリアリティに勝るものはなく、バイオハザード9は間違いなく大ヒット作となり、まさに今のPlayStation VR 2に必要な要素だっただろう。

『バイオハザード7』は初代PSVRにとって重要なゲームだったが、PSVR 2版の『ヴィレッジ』と『バイオハザード4 リメイク』は、このフォーマットにおける傑作とされている。『バイオハザード8』の成功を受けて『バイオハザード4』がPSVR 2に移植され、両作品ともPSVRヘッドセットの最高傑作の一つとなっている。

『バイオハザード』のような巨大シリーズをVRに持ち込むのは安くはなく、制作費の高さが『Requiem』がPSVR 2で発売されない主な理由かもしれない。報道によると、『バイオハザード レクイエム』はすでにカプコンにとってこれまでで最大の予算でリリースされた作品だという。

VRファンは『Requiem』のPS VR 2への登場を心待ちにしていたため、今回のニュースは大きな痛手となった。熊澤氏は現時点ではVR対応を否定しているが、将来的には『バイオハザード9』がVR対応になる可能性はあるだろう。フラットゲームの騒動が収束すれば、カプコンはVR対応を再検討するかもしれない。

PSVR 2の棺にもう一本の釘が打たれるのか

PSVR 2は発売当初から多くの期待を寄せられ、数々の一流ゲームとVR体験を早期に提供した。『バイオハザード ヴィレッジ』や『Horizo​​n Call of the Mountain』と並んで、『グランツーリスモ7 VR』はソニーにとって依然として大ヒット作だ。

ファーストパーティゲームはヘッドセットではほとんどプレイできず、「Firewall Ultra」は大失敗に終わった。しかし、Microsoft Flight Simulator 2024をはじめとする注目タイトルが今年PSVR 2でリリースされるなど、明るい兆しが見えてきた。

カプコンがPSVR 2の生産を見送ったことで、発売からわずか3年しか経っていないにもかかわらず、ソニーのヘッドセットが終焉を迎えているのではないかという憶測がさらに高まっている。PSVR 2は発売以来大幅な値下げが行われており、ソニーは2024年に生産を中止した。

ソニーはVRヘッドセットの製造を正式に中止したわけではないが、「バイオハザード レクイエム」のような大作ゲームがVRに対応していないことは、終わりの始まりを意味するかもしれない。

1995年神戸生まれ。ゲーム記事エディター。国内メディアのゲーム・エンタメ記事編集者として5年勤務後、フリーライターとして複数のメディアで活躍。ビデオゲームの専門レビューや特集を中心にお届け。