「アサシン クリード」シリーズの元副社長兼エグゼクティブ プロデューサーのマーク・アレクシス・コート氏は、20年間の在職期間を経て解雇されたとして、ケベック州にてUbisoftに対して130万カナダ ドルの損害賠償を求める訴訟を起こした。
コートの台頭とユービーアイソフトの崩壊
コート氏は20年以上前にUbisoftに入社し、2022年3月にアサシン クリードの副社長兼エグゼクティブ プロデューサーに昇進し、CEOのイヴ ギルモ氏に直接報告することになった。
2025年10月、Ubisoftは彼の退社を発表し、彼が同社の新しい子会社であるVantage Studios(アサシン クリード、ファークライ、レインボーシックスを監督するテンセントとのパートナーシップ)への異動を断ったと主張した。
Vantage Studiosの共同CEOクリストフ・ドゥレンヌ氏はこれを「残念」だと述べた。
コート氏はLinkedInで反論し、「私は辞任したわけではありません。Ubisoftから辞任を求められるまで、私は職にとどまりました」と述べ、「恨みなど抱いていません」と付け加えた。
訴訟の内訳: 降格か解雇か?
1月16日に提出され、ラジオカナダが報じた訴訟では、Ubisoftがコート氏をVantage Studiosの「大幅に縮小された」制作責任者の役職に就かせ、フランチャイズ監督者に報告させることで実質的に降格させ、コート氏の影響力を弱めたと訴えている。
同氏は異動を拒否したため、Ubisoftはこれを退職金なしの辞職として扱うことになった。
主な要求
- カナダの法律では、2年分の給与が全額退職金として支払われる。
- 名誉毀損による精神的損害賠償金75,000カナダドル。
- 厳しい雇用市場の中で競業禁止条項が撤廃される。
イベントのタイムライン
- 2022 年 3 月: コート氏が『アサシン クリード』の副社長兼エグゼクティブ プロデューサーに就任。
- 2025年10月: Vantage StudiosがTencentから11億6000万ユーロの投資を受けて設立。コート氏はより小さな役割を提示され(そして断り)、退社を発表。
- 2025 年 10 月以降: コート氏からの LinkedIn での反論。
- 2026年1月16日: ケベック州で訴訟が提起される。
この訴訟は、「スター・ウォーズ:無法者たち」などの失敗作が続く中、Vantage Studiosを通じて合理化を目指したUbisoftの組織再編と関連している。判決はまだ出ておらず、解雇をめぐる争いは激しさを増している。
