インディアンポーカー 2025 総ガイド

さらに表示

インディアンポーカーは、パーティーゲームとしても有名なカードゲームのひとつ。このガイドでは、インディアンポーカーのルールややり方などの基本事項についてまとめています。

Disclaimer Icon
Disclaimer

18+ 責任あるギャンブルの実践 – オンラインギャンブルに関する法律は国によって異なります。必ず現地の規制を遵守し、合法的にギャンブルを楽しめる年齢であることを確認してください。ギャンブルには依存性があります。責任を持ってプレイし、必要に応じて助けを求めましょう。GamesHubサイトに掲載されているリンクの中には、アフィリエイトリンクが含まれています。つまり、リンクをクリックして提携サイトで入金すると、GamesHubに手数料が支払われる場合がありますが、サイト利用者は料金が課されることはありません。当サイトのレビューと推奨事項はすべて、正確性、公平性、信頼性を確保するために厳格な編集プロセスを経ています。プラットフォームの評価方法の詳細については、「評価方法」ページ、パートナーシップに関する完全な透明性については、アフィリエイト開示を参照ください。ご質問やご意見がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

インディアンポーカー

このページでは、インディアンポーカーについて分かりやすく解説しています。インディアンポーカーで遊びたい方は、以下のガイドを参考にして下さい。

インディアンポーカーとは

インディアンポーカーは、心理戦の要素を含むカードゲームの一種です。標準のポーカーゲームと異なり、相手のカードを見ることはできても自分のカードを見ることはできません。

競技としてプレイされることもあれば、友人同士の社交の場で娯楽ゲームとしても親しまれています。

インディアンポーカーのルーツと経緯

インディアンポーカーという名前は、カードを額に当てた時の様子がアメリカン・インディアンの頭飾りに似ていることに由来しています。「ネイティブアメリカン」や「先住民族」という呼称が一般的になる以前は、「アメリカン・インディアン」という呼称が一般的だったため、インディアンポーカーという呼称が定着しました。

しかし、この呼称は「無神経」または「不快な印象」を与える可能性があるとして、インディアンポーカーには以下のような多くの別名があります。

  • ブラインドマンズ・ブラフ
  • ワンカード・ポーカー
  • フォアヘッド・ポーカー
  • オクラホマ・フォアヘッド

このゲームの起源は、ポーカーやボードゲームより広範な歴史に根ざしており、ある人物によって考案されたのではなく、長い時間をかけて進化してきたと考えられています。また、インディアンポーカーは、「第1回ブラインドマンズ・ブラフ世界選手権」として、2010年10月にパディパワー・ポーカー・アイリッシュウィンターフェスティバルで開催されました。

インディアンポーカーのルール

インディアンポーカー ルール

インディアンポーカーは、以下のルールでプレイします。

  1. プレイヤー全員が開始ベットを置く
  2. 各プレイヤーにカードを1枚ずつ配る
  3. 各プレイヤーはカードを見ずに額に当てる
  4. 順番にベット/フォールドする
  5. すべてのベットが終わったら、カードを公開する
  6. 最も高いランクのカードを持っている人が勝利する

インディアンポーカーで使用するカードは、1デッキ52枚。2人以上でプレイし、大勢でもプレイ可能。ただし、4人以上10人以下でプレイするとより楽しめるゲーム性を持っていると言えるでしょう。

最も強いカードはA(エース)、次にK→Q→J…と続き、2が最も弱いカードです。

インディアンポーカーの役

通常の1枚でプレイするインディアンポーカーのカードの強さは、以下のようになります。

Ace > King > Queen > Jack > 10 > 9 > 8 > 7 > 6 > 5 > 4 > 3 > 2

インディアン テキサスホールデムやインディアン スタッドポーカーは、通常のポーカー役の強さが適用されます。

インディアンポーカーのやり方

インディアンポーカーのやり方は、以下の手順となります。

1.アンティ(開始ベット)を置く

各プレイヤーは同じチップ数を持ち、ディーラー(親)を決めます。各プレイヤーはデッキからカードを引いて、最も高いランクのカードを引いたプレイヤーがディーラーになります。

プレイヤーは全員、アンティと呼ばれる開始ベットを置かなければなりません。アンティは参加費のようなものなので、通常は低めに設定されます。

プレイヤー全員のアンティはテーブルの中央に集められ(ポットと呼ぶ)、最終的にラウンド勝者が獲得できます。

2.カードディール

各プレイヤーにカードを1枚ずつ、裏向きに配ります。プレイヤーは、配られたカードを見ずに額に当て、他のプレイヤーに見えるようにします。

カードはラウンド終了まで、またはフォールドするまで額に当てたままにしておきます。カードを頭に当て続けるのに疲れたら、ヘッドバンド等を使ってカードを額に固定しましょう。

3トーク&リアクションタイム

インディアンポーカーでは、他のプレイヤーのカードを見て、リアクションや会話が可能です。会話は質問を含むこともできますが、カードのランクを教えることはできません。

また、質問への回答は真実である必要はなく、ブラフで答えることも可能です。

4.ベッティングラウンド

他のプレイヤーとの会話や相手のリアクションから自分のカードのランクを予測し、ディーラー(親)の左隣のプレイヤーからアクションを行います。

アクションには以下の種類があります。:

ベット:任意の数のチップを賭けること。

コール:他のプレイヤーのベットに対し、同額のチップを賭けること。

レイズ:他のプレイヤーが行ったベットよりも、多くのチップを賭けること。誰かがレイズした場合、他のプレイヤーはレイズと同じ額のベットを行う(コール)か、ゲームを降りる(フォールド)かを選択しなければなりません。または、リレイズ(さらに多くのチップを賭ける)することもできます。

チェック:他に誰もベットをしていない場合にのみ使えるアクションで、自分のアクションを保留にし、次のプレイヤーにアクションを回すこと。他のプレイヤーがベットなどを行ったら、それに対してアクションを行う必要があります。

フォールド:ゲームから降りること。フォールドすると、アンティやすでに賭けたチップは失います。フォールドの際は、カードを裏向きにしてテーブルに置きましょう。

これらのアクションを順番に行い、ラウンドに参加している(フォールドしていない)プレイヤーのベット額が揃うまでアクションを続けます。賭けたチップはポットに集められます。

5.ショーダウン

ラウンド参加者のベット額が揃ったら、カードを公開(ショーダウン)します。最もランクの高いカードを持つプレイヤーが勝利となり、ポットを獲得できます。

もし、最も高いランクのカードを持つプレイヤーが2人以上いた場合、ポットは均等に分けられます。なお、ディーラー(親)はラウンド終了時に時計回りに移動します。

インディアンポーカーの様々なローカルルール

インディアンポーカーには、以下の様な様々なローカルルールも適用されています。

ジョーカー入りスートのランク設定カード交換あり罰ゲームを導入

ジョーカー入り

インディアンポーカーはジョーカーを含めた53枚でもプレイできます。

ジョーカーを含む場合は、ジョーカーが最も強いカードとなります。

スートのランク設定

同じランクのカードを持つプレイヤーがいた場合にドロー(引き分け)とならないよう、スートの強さを設定します。

一般的に、スートの強さは以下のようになります。

  1. スペード
  2. ハート
  3. ダイヤモンド
  4. クラブ

カード交換あり

インディアンポーカーのオンラインアプリなどでは、カードの交換ができるルールも。

相手の反応やアドバイスによってカードを交換したら、Aを持っていたのに交換してしまう、といったことも起こり、ゲームが盛り上がる要素となります。

罰ゲーム付き

飲み会の席では、フォールドすると自分のカードと同じ口数を飲む(カードが4なら4口)ルールがあったり、ショーダウンで負けたらグラスを一気飲みするなどのルールも。仲間内でこれらの罰ゲームのルールを考えるのも楽しさの一つとなるでしょう。

インディアンポーカー ゲームのバリエーション

インディアンポーカーにはいくつかのバリエーションがあります。遊び心を加えたい、ゲームの興奮を高めたいという方は、以下のようなインディアンポーカーのバリエーションを試してみてください。

ツーカード ブラインドマンズブラフ

インディアンポーカーをより難易度の高いゲームにしたのが、ツーカード・ブラインドマンズブラフ(ツーカード インディアンポーカー)です。

ツーカードが指すように、このゲームでは各プレイヤーに2枚のカードが配られます。

各プレイヤーは、配られた裏向きのカード2枚を見ずに、額に当てます。

ツーカード・ブラインドマンズブラフではペアが最も強い役となり、複数のプレイヤーがペアを持っている場合、高いランクのペアが勝者となります。

誰もペアを持っていない場合は、最も高いランクを含むカードを持っているプレイヤーが勝者です。

ペアを持つプレイヤーがおらず、最高ランクのカードを持つプレイヤーが複数いる場合は、2枚目のカードのランクを比較して勝者が決まります。

マルチカード インディアンポーカー

インディアンポーカーは、基本の1枚カードやツーカード・ブラインドマンズブラフの他に、3枚や4枚でもプレイ可能です。

3枚でプレイする場合はスリーカードポーカーの役を手本にするのも良いでしょう。

カードは最初から全てのカードを配るのではなく、1枚づつ追加していきその都度ベッティングラウンドを設けると、多くのアクションとベットを促せ、より刺激的なゲームとなります。

インディアン テキサスホールデム

テキサスホールデムに遊び心を加えた、インディアンポーカースタイルでテキサスホールデムをプレイできます。

インディアン テキサスホールデムには複数のベッティングラウンドがあり、より複雑な心理戦が楽しめます。

まず、各プレイヤーに2枚のカードを配り、見ることなく額に当てます。その後は通常のテキサスホールデム同様にゲームを進めます。

最初(プリフロップ)のベッティングラウンドの後、3枚のカードをテーブル中央に表向きに開き、フロップのベッティングラウンドを行います。

その後、4枚目のカードをテーブル中央に表向きに開き、ターンのベッティングラウンド。

最後に5枚目のカードをテーブルに開き、リバーのベッティングラウンド、といったように、テキサスホールデムとゲームの流れは同じです。

異なるのは、自分のカードを予測しなければいけないこと。

最後にショーダウンを行い、最も強い役を持つプレイヤーがポットを獲得します。

ナッツのハンドを持つプレイヤーがフォールドしたりすることもあり、非常に盛り上がるゲームとなります。

インディアン スタッドポーカー

インディアン スタッドポーカーは、セブンカードスタッドを基にしたインディアンポーカーのバリエーションです。プレイヤーは最初に配られるカードを額に当て、自分以外のプレイヤーに見えるようにします。

その後は、通常のセブンカードスタッドポーカーと同じようにプレイします。ショーダウンでプレイヤーは額に当てたカードを公開し、7枚のカードから5枚のカードを使って最も強い役を持つプレイヤーが勝利します。

もともとベッティングラウンドが5回と多いセブンカードスタッドは、最初のカードが自分だけ見えていないぶん、さらにスリルあるゲームとなります。

インディアンポーカーの勝ち方・コツ

インディアンポーカー 勝ち方

インディアンポーカーをプレイする際は、下記の戦略やコツを参考にしてプレイしましょう。

1.他の人のアクションから情報を得る

全員がカードを額に当てたら、他のプレイヤーのアクションから自分のカードを推測するしかありません。もしあなたのカードランクが高い場合、他のプレイヤーたちはフォールドする可能性が高くなります。

反対にあなたのカードランクが低い場合、フォールドするプレイヤーは少ないはずです。また、相手があなたのカードを見た時の反応も注意深く観察してください。

同様に、相手のカードを見る時は表情やしぐさに現れないように注意しましょう。

2.ポジションは重要

親であるディーラーポジションは、最も多くの情報が得られるベストポジションです。次に良いポジションは、ディーラーの右に座るプレイヤーで、その次はディーラーの右2つ目のポジションです。

最初にアクションを行わなければならないプレイヤーは、自分のカードの情報を得ることなく決断しなくてはなりません。例え自分の額にAを当てていたとしても、他のプレイヤーにKを額に当てている者がいればフォールドすることでしょう。

俗にいう、レイトポジションは有利であり、アーリーポジションが不利なのはインディアンポーカーでも同じです。最初にフォールドするプレイヤーが多いほど、残りのプレイヤーに強いカードを持つ者がいることが分かり、誰なのかが絞りこみやすくなります。

3.ブラフを上手く使う

相手が低いカードを持っている場合、強気にベットするのではなく、考える様子を見せるのがコツ。そうすれば相手はフォールドせずラウンドに長く留まり、より大きなポットを獲得できます。

もし相手が高いカードを持っている場合、ベットする際に強気の様子を見せ、相手を早くフォールドさせるように心がけましょう。ただし、自分と相手の二人での勝負の場合、相手にはあなたのカードが見えているため、大きなブラフは危険です。

4.ブラフは相手を選ぶ

プレイヤーの中には、フォールドしない相手もいます。そういったプレイヤーにブラフは効果がありません。

得てしてフォールドしない相手は自分のカードが予測できず、こちらが中ランク程度であれば勝てる可能性に望みをかけます。それらを踏まえ、相手に勝てるカードを自分が持っているかを冷静に判断してプレイしましょう。

5.アーリーポジションでのプレイは慎重に

アーリーポジションからプレイする場合は、慎重にプレイすることを心がけてください。例えラウンドに参加する際も小額をベットし、その後のミドル/レイトポジションにいるプレイヤーたちの出方を見て、コールするかどうかを決めます。

レイトポジションにQ以上のカードを持つプレイヤーがいれば、フォールドする方がリスクを回避できます。良いポジションの場合のみラウンドに参加する、というプレイ方法も間違いではありません。

FAQ

インディアンポーカーは2人でプレイできますか?

インディアンポーカーのルールは?

インディアンポーカーのエースの強さは?

インディアンポーカーの役は?

インディアンポーカーのアレンジバージョンにはどんなものがありますか?

インディアンポーカーの言葉バージョンとは?

1986年福岡生まれ。カジノエキスパート。 2014年よりマン島在住。英国のギャンブル企業勤務を経て、フリーライターとして独立。長年の業界経験と豊富な知見を生かして、業界専門紙の編集者として活躍中。