このページでは、ポーカーの遊び方について分かりやすく解説しています。ポーカーのルールやプレイ方法について知りたい方は、以下のガイドを参考にして下さい。
ポーカーの遊び方
ポーカーゲームの種類は多くありますが、現在の主流はホールデムポーカーです。ホールデムポーカーには、プレイヤー個々の手札とプレイヤー全員が使う共通カードがあるのが特徴です。
プレイヤー同士でプレイするホールデムポーカーも、カジノでディーラーを相手にプレイされるホールデムポーカーも、遊び方の流れはほとんど同じ。ここでは、基本となるホールデムポーカーの遊び方を解説します。
なお、他のポーカーゲームの遊び方は後の項目で解説しています。
1.プリフロップ
プリフロップは各プレイヤーに2枚のスターティングハンド(手札)が配られ、手札のみを基にそのラウンドをプレイするかどうかを決めるストリート(各ステージのこと)です。

手札の強さだけが判断基準となるため、弱いハンド(手札)であればフォールドする(ゲームから降りる)こともできます。
プレイする場合は、多かれ少なかれ、いくらかのチップを賭けることになります。
2.フロップ
フロップは、プレイヤー全員が使うコミュニティカードが3枚開かれ、べッティングタイムを行うストリートです。

手札とコミュニティカードの5枚から、現在の役やどのような役の可能性があるかを考えながらプレイします。
プレイヤー同士のポーカーでは、必ずしも強い役を作らなくても、相手に強い役を持っていると思わせるブラフ(はったり)で相手をフォールドさせるのも、勝つ方法の一つです。
3.ターン
ターンでは、ボードに1枚のコミュニティカードが追加され、べッティングタイムを行うストリートです。

プレイヤーは、2枚の手札とコミュニティカード4枚のうち5枚で役を構成します。
ただし、相手をフォールドさせることでもポット(プレイヤー全員による賭け金の合計)を獲得することができます。
4.リバー
リバーでは、さらに1枚のコミュニティカードが追加され、べッティングタイムを行うストリートです。

ボードのコミュニティカードは5枚となり、これ以上のカードは追加されません。
プレイヤーは、2枚の手札とコミュニティカード5枚の計7枚うち、5枚を選んで役を構成します。
ホールカード(手札)は、1枚のみもしくは2枚使うことも、またはボードのカードによっては使わなくても構いません。
5.ショーダウン
リバーのベッティングラウンドが終了し、二人以上のプレイヤーが残っている場合、ショーダウン(手札の公開)で勝敗を見ます。

ただし、リバーでブラフによる大きなベットをして相手がコールした場合や、相手が先にハンドを見せて負けている場合は、マック(手札を公開せず伏せた状態でカードを捨て、負けを認める)できます。
マックした場合、そのカードを手元に戻して公開することはできません。ただし、オールインに対しオールインコールがあれば、お互いに手札を公開しなければなりません。
ポーカーの基本ルール

ポーカーの基本ルールについて、以下に詳しくまとめています。
プレーヤー数
ポーカーテーブルのプレイヤー数は、2人~10人までと様々です。2人でのプレイは「ヘッズアップ」と呼ばれ、最大6人なら「6MAX」、7人以上のテーブルは「フルリング」と呼ばれます。
3人や4人、5人のテーブルなどもあり。テーブルの人数によってプレイ戦略も変わります。
チップ
プレイヤーが所持するポーカーチップを「スタック」と呼びます。持っているスタックが減った状態を「ショートスタック」と呼び、スタックが大きく増えた状態を「ディープスタック」と呼びます。
また、ショートやディープは開始スタックを指すこともあり、ブラインド額と比較して相対的に大きなスタックを持って開始するトーナメントを「ディープスタックトーナメント」と呼びます。
オンラインポーカーでのチップの扱いは全てシステムが行ってくれますが、ライブポーカーをプレイする際には、低額チップを内側に、高額チップを外側に置いて相手に見えやすいように積みましょう。
カードとデッキ
ポーカーで使われるのは、通常、ジョーカーを除いた1デッキ52枚のカード(トランプ)です。稀に、セブンカードスタッドなどプレイヤーの持つカード枚数が多いポーカーゲームでカードが足りなくなった場合のみ、デッドカード/ディスカード(捨てたカード)が使われることがあります。
しかし、1デッキ以上のカードを使うことはありません。なお、カジノやポーカートーナメントでは、折り目が付いてカードを識別できるようになるのを防ぐため、一定の時間ごとに新しいデッキに交換されます。
ジョーカー
ポーカーの遊び方でジョーカーが含まれるのは、一部のゲームのみ。例えば、一部のビデオポーカーといったカジノゲームや、一部のチャイニーズポーカーでジョーカーを含むものがあります。
基本的に、競技としてプレイされるポーカーにジョーカーは含まれません。
ディーラー
プレイヤー同士が対戦するポーカーでは、ディーラーはゲームに参加するのではなく、進行役を務めます。ディーラーはカードを配ったり、ペナルティとなる行為を指摘したり、ゲームがスムーズに進むようショットクロック(思考時間をカウントする時計)を操作したりします。
なお、「ディーラー」という単語は、ボタンのポジションを指すこともあります。一方、カジノポーカーでのディーラーは、進行役を務めるほかにプレイヤーと対戦します。
しかし、ディーラー個人の意思でプレイすることはなく、ディーラーの行いは全てハウスルールに則ってプレイされます。
役
ポーカーをプレイする際に必ず覚えなければならないのが、役です。遊び方を知っていても、役を知らなければ相手に勝っているのか負けているのか分かりません。
役は10種類あり、下表は強い順に役を示したハンドランキングです。
| 役 | 役 名称 | 役の例 |
|---|---|---|
| 1 | ロイヤルフラッシュ | T♣ J♣ Q♣ K♣ A♣ |
| 2 | ストレートフラッシュ | 7♠ 8♠ 9♠ T♠ J♠ |
| 3 | フォーオブアカインド(4カード) | Q♠ Q♣ Q♦ Q♥ 2♣ |
| 4 | フルハウス | 8♠ 8♣ 8♥ A♥ A♠ |
| 5 | フラッシュ | A♠ J♠ 9♠ 5♠ 4♠ |
| 6 | ストレート | 9♣ T♥ J♥ Q♦ K♠ |
| 7 | スリーオブアカインド(3カード) | 7♠ 7♣ 7♥ A♦ K♣ |
| 8 | ツーペア | K♣ K♠ 3♣ 3♥ 9♦ |
| 9 | ペア(ワンペア) | A♠ A♣ 6♥ 4♦ 3♦ |
| 10 | ハイカード(役なし) | A♠ Q♥ 9♥ 8♦ 2♦ |
この役は大半のポーカーゲームで共通ですが、カード枚数の少ないショートデッキ、ローボール(弱い役を競う)など、一部のゲームでは異なることに注意してください。
ベットリミット
ポーカーには、ベットに上限がないノーリミットと、上限のあるリミットゲームがあります。リミット ポーカーの遊び方は、ポットリミットなら現在のポット額まで賭けることができ、フィックスリミットならあらかじめ決められた額までしか賭けることができません。
ノーリミット ポーカーの遊び方は、ベットに上限がないため、自分が持つスタック全額をいつでも賭けることができます。
オールイン
オールインは、手持ちのチップを全て賭けることを言います。ノーリミットゲームであればどのストリートでもオールインでき、オールインコールがあった場合、その場でショーダウンとなります。
ただし、オールインコールした相手が二人以上おり、その二人(以上)がより多くのチップを持っている場合(オールインコールしした後に手持ちのチップがまだ残っている状態)、その場でショーダウンはされず、二人(以上)の間でベットは続きます。

上記の画像例では、プレイヤーBがプリフロップで20をオールイン。プレイヤーAとCの二人がコールし、二人はチップが残っているためAとCの間でプレイは続きます。この時、プレイヤーBの手札はプレイを続けている人がいるため、まだ公開されません。
ターンでプレイヤーAが大きくベットし、プレイヤーCが残りの630をオールイン。Aがコールした時点で全員のハンドがショーダウンされます。
ポーカーの賭けのルール
以下、ポーカーの賭けのルールついて詳しく解説しています。
ポーカーのアクション(賭けの決定)は、ポジション順に行われます。SB(スモールブラインド)を開始地点とし、時計回りに行います。(画像参照)

ただし、プリフロップではSBとBB(ビッグブラインド)は強制ブラインドを置いているため、これがアクションとなり、UTG(アンダーザガン)からアクションを開始します。フロップ以降はSBから時計回りに、アクティブプレイヤー(フォールドしなかったプレイヤー)によって行われます。
なお、ポジションは1ハンドごとに時計回りに移動します。
ブラインド
ブラインドとは、ホールデムポーカーでの強制ベットです。SBはブラインドレベルのBB額の半分の額、BBはブラインドレベルのBB額を、カード配布の前に必ず置かなければなりません。
これは、誰もベットすることなくハンドが終わることを防ぐ役割を果たしています。プリフロップではSBとBBはブラインド額を賭けているため、UTGからアクションし、BTN(ボタン)までアクションが済むと、SBはフォールド、コール、レイズの選択が与えられます。
また、BBにはフォールド、コール、レイズ、そして他にレイズしたプレイヤーがいなかった(他のプレイヤーのベットがBB額にコールしただけ)場合のみ、チェックの選択が可能です。
アンティ
ホールデムポーカーのアンティは、トーナメントが進むと導入されることの多い強制ベットです。アンティはブラインドよりも小額ですが、アンティが導入されると、カードが配布される前にプレイヤー全員がアンティを置かなければなりません。
アンティは、良いハンドが配られるまでじっくり待つのではなく、アクションを促す役割を果たします。特にショートスタックのプレイヤーは、良いハンドを待っている間にアンティとブラインドでスタックを失うリスクが発生します。
また、アンティが導入されることでポットも増えるため、プレイするハンドレンジが広くなる傾向にあります。
チェック
チェックは、賭けずに他のプレイヤーの出方をうかがうアクションです。他のゲームでいう、いわば「パス」の同義語と言えるでしょう。
ただし、チェックは最初にアクションするプレイヤーか、または自分の前のプレイヤー全員がチェックで回した時にのみ使えます。そのため、プリフロップではSBとBBがブラインドを置いているため、チェックは使えません。
ベット
ベットは、ストリートの最初に任意の額のチップを賭けるアクションです。最小ベットは、そのブラインドレベルでの1BB額です。
レイズ
レイズは、自分の前にベットを行ったプレイヤーの賭け額よりも大きい賭けを行い、ベット額を引き上げるアクションです。レイズの種類には、3ベット(リレイズ)や4ベット(リリレイズ)も。
例えば、BBがベット(1ベット)し、UTGがレイズ(2ベット)、ミドルポジションからリレイズがあると3ベットとなります。さらに、レイトポジションからリリレイズすることを、4ベットと呼びます。
コール
コールは、相手が行ったベットと同じ額を賭けるアクションです。オールインした相手にコールすれば、オールインコールとなります。
ただしオールインコールは、相手より大きなスタックを持っている場合、相手と同じ額をベットし、相手より少ないスタックの場合はオールインとなります。
フォールド
フォールドは、ゲームから降りる/プレイしているハンドを放棄するアクションです。フォールドはどのタイミングでも行えますが、ライブポーカーではアクションの順番に注意してください。
自分の順番が来る前にフォールドしたり、フォールドすることを暗示するような言動はペナルティとなります。フォールドすると、それまでに賭けたチップがある場合、そのチップは失います。
しかし、配られたスターティングハンドが弱い場合、相手のハンドが発展したと思える場合はフォールドし、損失が増えるのを防ぐのがポーカーの正しい遊び方です。
ポーカーのマナーとエチケット
ポーカーゲームプレイでの基本のマナーやエチケットとして、以下の点に注意を払いましょう。
- アクションの順番を守る:アクションを順番抜かしするのは、他のプレイヤーに情報を与える行為となるため、ルール違反となる行為なので注意しましょう。
- 自分のカードや他のプレイヤーのカードについて発言しない:たとえ自分がフォールドしていたとしても、フォールドしたカードの内容やプレイ中のプレイヤーのハンドレンジを予想するような発言・メッセージは禁止されています。
- ゲーム進行を故意に遅らせない:なるべく長くトーナメントにとどまるためなどの理由で、故意に長考したりする行為はマナー違反です。
- スローロールはご法度:相手より強いハンドを持っていることを確信しながらも、悩むふりをしてコールするのを引き延ばしたり、ショーダウンで必要以上に時間をかけてカードを公開する行為は皆に嫌われます。
- 暴言を吐かない:負けた時に暴言を吐くのは見苦しいだけなのでやめましょう。
- 勝った時は過剰に喜ばない/からかわない:勝った時に相手をからかう発言をするのも皆に嫌われます。また、過剰に喜ぶのもエチケットとして控えたいもの。ポーカー上級者なら相手を気遣うことも忘れずに。
- 他のプレイヤーへのいかなるアドバイスも禁止:きっとブラフだよ、コールすべき、など、ポーカーではいかなるアドバイスも禁止されています。ポーカーでのアクションは、プレイヤー各々が自身の思考だけで行うのがルールです。
ポーカーを際はプレイする際は、スマートにプレイしたいもの。マナーの悪いプレイヤーはテーブルで嫌われるだけでなく、場合によってはペナルティとなる場合もあります。
マナーとエチケットを守り、皆が気持ちよくプレイできる環境を保ちましょう。
ライブポーカーで注意すべきマナーとエチケット
ライブポーカーにおいては、特に次の点にも留意しておきましょう。
- 高額チップを隠すような置き方をしない:ライブポーカーでは、必ず高額チップが相手に見えるようにスタックを管理しましょう。隠すように置くのはマナー違反です。
- カードはテーブルの外に出さない:スターティングハンドを確認するときなど、テーブルの外に出すのはルール違反です。不正疑惑を持たれる可能性もあるので注意しましょう。
- チップを乱暴に扱わない:ベットやコールする際にチップを投げるように出すなど、ポットと混ざる可能性のあるようなぞんざいなチップの扱いは、他のプレイヤーにも迷惑となるのでやめましょう。
- 長考しすぎない:長考する頻度が多いと他のプレイヤーを苛立たせたり、ゲーム進行を故意に遅らせる行為とも取られます。長く悩む必要がある場合は、フォールドした方が正解とも言えるでしょう。
- 早すぎるクロック要求をしない:プレイヤーが長考する際、すぐにクロック要求するのもエチケットに反します。1分は待つことが合理的な時間といえるでしょう。
ポーカーのバリエーションとルールの違い
以下、さまざまなポーカーのバリエーションとそれぞれのルールの違いについて解説していますので参考にして下さい。
テキサスホールデムのルール
テキサスホールデムでは、ポーカー手札2枚とコミュニティカード最大5枚の中から、5枚のカードを組み合わせて役を構成します。

ベッティングラウンドは、プリフロップ、フロップ、ターン、リバーの4回。ショーダウンまでに相手をフォールドさせるか、ショーダウンで相手より強い役を持つことで勝つことができます。
オマハのルール
オマハポーカーでは、手札から2枚、コミュニティカードから3枚を選んで役を作ります。ハンドランキングはテキサスホールデムと同様。
ただし、オマハポーカーにはいくつかの種類があり、主なバリエーションは以下のゲームが挙げられます。

- PLO(ポットリミットオマハ):手札4枚とコミュニティカード5枚でプレイする最も人気のオマハ。ポットリミットでプレイするのが主流。
- 5カードオマハ:手札5枚とコミュニティカード5枚でプレイするオマハ
- 6カードオマハ:手札6枚とコミュニティカード5枚でプレイするオマハ
- オマハ ハイロー:手札4枚(5枚・6枚バリエーションもあり)とコミュニティカード5枚でプレイし、ハイハンド(強い役)とローハンド(弱い役)を競うオマハ。ポットはハイハンドとローハンドの勝者で等分され、ハンドによっては両方のハンドで勝つことも可能
オマハ ハイローにおいては、4枚の手札から好きなカード2枚ずつをハイハンドとローハンドに使えます。使用するカードが重複しても構いません。また、それぞれのオマハにはリミットゲームとノーリミットゲームがありますが、ほとんどのオマハはポットリミットが主流となっています。
ショートデッキのルール
6+(シックスプラス)の別名を持つショートデッキは、テキサスホールデムポーカーと遊び方は同じ。ただし、使われるカードは6以上のカード、つまり36枚のみ。2~5までのカードはデッキから除かれます。
そのため、役のできる確率が変わり、フラッシュとフルハウスの役の強さが入れ替わります。

ショートデッキのハンドランキング
- ロイヤルフラッシュ
- ストレートフラッシュ
- フォー オブ ア カインド(4カード)
- フラッシュ
- フルハウス
- ストレート
- スリーオブアカインド(3カード)
- 2ペア
- ペア
- ハイカード
役を構成する際は、「A-6-7-8-9」もストレートとなりますが、最も弱いストレートとなることを覚えておきましょう。
セブンカードスタッドのルール
セブンカードスタッドポーカーの遊び方は、ホールデムポーカーとやや異なり、コミュニティカードはありません。各プレイヤーには、3枚、1枚、1枚、1枚、1枚と、段階的に7枚のカードが配られます。
また、ブラインドはなく、代わりに全員が最初に「アンティ」を払い、「ブリングイン」と呼ばれる強制ベットがあります。セブンカードスタッドのベッティングラウンドは5回ありますが、リミットゲームでプレイされることがほとんどです。
各ベッティングラウンドとゲームの流れは、以下の順に進みます。
- サードストリート:全員がアンティを置き、3枚のカード(2枚は裏向き、1枚は表向き)が配られる。表向きのカードが最も低いプレイヤーがブリングインを置き、時計回りに1回目のベッティングラウンドを開始
- フォースストリート:1枚の表向きカードが配られ、計2枚の表向きカードの役が強いプレイヤーからベッティングラウンドを開始
- フィフスストリート:1枚の表向きカードが配られ、計3枚の表向きカードの役が強いプレイヤーからベッティングラウンドを開始
- シックスストリート:1枚の表向きカードが配られ、計4枚の表向きカードの役が強いプレイヤーからベッティングラウンドを開始
- セブンスストリート(リバー/エンド):1枚の裏向きカードが配られ、計4枚の表向きカードの役が強いプレイヤーからベッティングラウンドを開始
- ショーダウン:セブンスストリートのベッティングラウンドが終了し、複数のプレイヤーが残っている場合は3枚の裏向きカードを公開して勝敗が決まる
なお、サードストリートでブリングインを決める際、同じランクのカードを持つプレイヤーが複数いた場合は、スートで強弱が決まります。
スートは強さは、強い順に以下の通りです。
- ♠︎ スペード
- ♥ ハート
- ♦︎ ダイヤ
- ♣︎ クラブ
ドローポーカーのルール
ドローポーカーの遊び方は、コミュニティカードがなく、5枚の手札から好きな枚数のカードをドロー(カードの交換)できます。ドローポーカーにもいくつかの種類があり、主なドローポーカーは以下3つのバリエーションです。
- A-5(エーストゥファイブ)ローボール:Aは最も低いランクのカードとみなされ、弱いハンドを競うドローポーカー。フラッシュとストレートの役はなく、5枚の手札からルールに応じて1~3回のカード交換ができる
- 2-7(デュース・トゥ・セブン)トリプルドロー:5枚の手札に3回のドローがあり、弱いハンドを競うドローポーカー。Aは常に最上ランクのカードとなり、役は通常のポーカーと同じであるため、最も強いハンドは「2-3-4-5-7」となる
- ファイブカードドロー:5枚の手札から1回のみドローが可能。オンラインカジノのビデオポーカーの遊び方は、この5カードドローのルールに準ずる
ポーカーの遊び方のヒント

以下、ポーカーの遊び方のヒントについてまとめていますので参照して下さい。
ポーカーで遊ぶオプションとして、プレイヤー対プレーヤーポーカーと、カジノポーカーの主に2種あります。この2種のポーカーの本質は異なり、カジノポーカーは運の要素が高く、オンラインポーカーはスキルの要素が高いゲームです。
これからポーカーを始める初心者の方は、どちらの要素でポーカーを楽しみたいかによって、ゲームを選ぶと良いでしょう。
オンラインポーカーでの遊び方のヒント
初心者なら、最初にテキサスホールデムのルールを覚えましょう。テキサスホールデムのルールを覚えれば、他のポーカーバリエーションも難なく覚えることができます。
また、プレイヤー同士が対戦するポーカーでは、ルールを覚えたからといって、初心者がすぐにキャッシュを賭けてプレイすることに自信を持てないのは当然のこと。そんな時は、プレイマネー(金銭価値のないポーカーチップ)やフリーロールを活用しましょう。
ある程度ポーカースキルが上がってきたら、トーナメントにも参加してみましょう。
カジノポーカーでの遊び方のヒント
カジノポーカーではディーラーと対戦しますが、ディーラーはハウスルールに則ってプレイしています。もともとカジノポーカーはハウスに優位性があるため、ディーラーのスキルは必要とせず、長期的に見ると利益が得られる仕組みとなっています。
そのため、還元率(RTP)の高いポーカーゲームで遊ぶのが有利。ビデオポーカーの還元率は高く、遊び方も簡単。中でも、ジャックス オア ベターと呼ばれるビデオポーカー機種の還元率はひと際高く、初心者でも、役さえ知っていれば楽しくプレイできます。
