パーレー法 2025 総ガイド

このページでは、パーレー法について分かりやすく解説しています。パーレー法を実践してみたい方は、以下を参照して下さい。

パーレー法とは

パーレー法とは、勝てばベット額を倍増し、負ければベット額を一定額に戻す賭け手法です。この戦法は、「逆マーチンゲール法」や「パロリ法」とも呼ばれ、ポジティブプログレッションのベッティングシステムの一種。

このベット戦略では、連勝があれば利益を上げられますが、連敗後に損失を回収するのは難しくなります。

パーレー法の長所・短所

パーレー法の長所・短所には、以下が挙げられます。

長所

• 損失リスクを制御し易い
• 多様なカジノゲームで活用できる
• 簡単に実践できる
• 比較的低予算でも利用できる

パーレー法は、ルーレット、バカラ、ブラックジャックなど複数のカジノゲームで容易に実践できます。負けるとベット額を減らす仕組みのため、マーチンゲール法のように資金切れのリスクは高くありません。

実践方法も簡単で、運よく連勝が出れば短時間で稼ぐことが可能になります。

短所

• 連敗後に損失の回収に時間がかかる
• 連勝がないと利益を上げにくい

パーレー法は、基本的に連勝を活用して利益を最大化する戦略のため、連敗すると長期戦になりがち。毎回のベットで利確と損切りの判断を見極めていくことが重要になります。

パーレー法が使えるゲームと賭け方の種類

パーレー法は、以下のゲームおよび賭け方に適用できます。

パーレー法は、約50％の勝率かつ2倍配当（１：１）以上の賭けで最も有効です。

一旦得た利益を軍資金と共に賭けるパーレー法では、できる限りのリスク管理を行いながら実践することが重要です。

ルーレット

ルーレットには、アメリカン、フレンチ、ヨーロピアンルーレットがあり、アメリカンは「０」と「００」のダブルゼロがあるため、勝率はやや下がります。シングル「０」のヨーロピアンもしくはフレンチルーレットをプレイしましょう。

バカラ

バカラでは、プレーヤーベットよりもバンカーベットの方が平均勝率が高い一方で、バンカーベットでは5％の手数料が控除される点に要注意。潜在的な利益率を考えると、ノーコミッションバカラが最上の選択肢となります。

ブラックジャック

ブラックジャックは平均還元率が他のゲームよりも高く、パーレー法を実践し易いゲームです。とはいえ、利益を出すには利確のタイミングをよく捉えて、損失リスクを押さえながらプレイして行く必要があります。

クラップス

クラップスの「パスライン／ドント パス／カム／ドント カム」ベットでは、ほぼ50%の勝率があり、パーレー法が適用できます。

シックボー

シックボーでは、大（11～17）、小（4～10）、もしくは奇数・偶数の賭けでパーレー法が有効です。ヨーロピアンシックボーには奇数・偶数の賭けエリアがありますが、マカオシックボーにはありません。

大小以外の賭けでは、ヨーロピアンシックボーの方が配当が高いため、プレーヤーにとって有利になります。

パーレー法の使い方

マーチンゲール法の使い方について以下に詳しく解説しています。

1．開始額を設定し、2倍配当のベットに賭ける

負けた時のことを考えて最初は低額から始め、何度か試せる無理のない額を賭けましょう。

2．結果に応じて、ベット額を増減する

負ければ原初の賭け金額に戻し、勝った場合は賭け金額を倍に増やします。

3．同様の賭け方を繰り返す

設定した基準や目標利益額に達するまで、結果に応じて同様の賭け方を繰り返します。

パーレー法のシミュレーション例

パーレー法のシミュレーション例を以下に提示していますので参考にして下さい。

シミュレーション例：開始ベット$10でルーレットの偶数/奇数ベットを行った場合

2回ずつ勝敗が続いた場合を見ていきましょう。

3回ずつ勝敗が続くと、以下のようになります。

パーレー法は3連勝すれば期待値が高く、たとえそれまで負けていても利益が発生します。パーレー法で勝つには、連勝が欠かせません。

約50%の勝率で勝ちと負けが交互に訪れると、勝敗の数は同じ5回／5回でも、利益は発生しません。

ルーレットでのパーレー法の実践例

ルーレットでのパーレー法の実践例を以下に示しています。

実践例

ルーレットのカラーベットで、ラウンド毎に赤・黒を予想しながら$5で開始した結果は以下の通りです。

9ラウンド目は倍賭けにするかリセットするか迷いましたが、思い切って再度倍賭け。的中し、プラス$60の利益でリセットすることにしました。

バカラでのパーレー法の実践例

バカラでのパーレー法の実践例を以下に提示しています。

実践例

「バンカー」「プレイヤー」ベットで、$5で開始した結果は次の通りです。

連敗が続いても賭け金が大きく増加しない点は、他のシステムベットに比べてストレスがありません。しかし、勝った後に負けるとせっかくの勝利金を失ってしまうのも痛い点です。

そのため、16ラウンド目は迷いましたが、収益がマイナスだったので再度倍賭けすることに。勝ったので$ 31.50の利益で終わることができましたが、もし負けていたら長期戦になる可能性が高いと言えます。

長期戦を避けるため、16ラウンドで$ 38を賭ける代わりに$ 6.50を賭けても良いでしょう。

ブラックジャックでのパーレー法の実践例

以下、ブラックジャックでのパーレー法の実践例を挙げています。

実践例

標準のブラックジャックゲームで$5で開始し、ダブルやスプリットも行った結果は次のようになりました。

ダブルやスプリットで勝利した後に負けると惜しいので、保守的ではありますがプラスになっていればそこでリセットすることにしました。

例えば6ラウンド目でリセットしましたが、しなければ 7、8ラウンドも勝ったので大きな利益を得られたはず。しかし、それは結果論にすぎず、欲を出すと失敗してしまうの可能性も。

結果、15ラウンド終了時には、3セットで$40の利益が得られました。

クラップスでのパーレー法の実践例

以下、クラップスでのパーレー法の実践例を示しています。

実践例

パスラインへ$5ベットで開始した結果は次のようになりました。

最初は連勝がなかったため、マイナス損益が続きましたが、4連勝して$40の利益が発生したところでリセット。クラップスでは、1ラウンドの勝敗が決まるまでにダイスが何投も投げられるため、ゲームプレイが長引く場合もあります。

シックボーでのパーレー法の実践例

以下、シックボーでのパーレー法の実践例を解説しています。

実践例

大／小を予想しながら、$5でパーレー法を開始した結果は次のようになりました。

最初に3連勝したのでリセットし、続いて3連敗、その後また3連勝したところでリセット。4連勝を狙うか、それまでの利益を失うか、もしくはリセットして小額の利益か損失となるかの選択において、最も堅実な選択を選びました。

結果、$35の利益で終了となりました。

パーレー法が使えるその他のギャンブル

パーレー法は得た資金を有効活用するという概念であるため、スポーツベットなどのギャンブルでも利用できます。また、FXやバイナリーでもパーレー法は使用されており、ハイまたはローを予測する取引であることから、「ハイロー取引」とも呼ばれています。

ただし、欲張りすぎると破綻するため、適度な利益を得た時点でリセットするのがコツ。得た利益を次の賭けで全てつぎ込む攻めのベット戦略でありながら、引き際が重要となり、攻めすぎると危険です。

また、リスク面を考慮し、勝率はほぼ50%かつ2倍配当の賭けを選ぶことも忘れずに。配当が少ないと、その分、多く連勝が続かなければ損失を取り戻すことができないことに注意しましょう。

パーレー法の改良

パーレー法で連勝できず利益が発生しない際には、パーレー法とマーチンゲール法を組み合わせた改良法を使うことで利益を得ることができます。

改良法のやり方は、まずはパーレー法でプレイし、1勝して次のラウンドで2勝できなかったらマーチンゲール法に移行します。そして、マーチンゲール法で勝ったラウンドで再びパーレー法に戻ることを繰り返します。

通常のパーレー法と改良法の違いを、シミュレーションで比較してみましょう。

このように、連勝しないとパーレー法では利益が得られませんが、マーチンゲール法を組み合わせることで利益を生むことができます。ただ、ベット額はパーレー法よりも高くなる可能性があることを認識したうえで実践してください。

パーレー法で勝てない際のヒント

パーレー法で勝てない時は、次のポイントを参考にしてみて下さい。

1．連勝を狙い過ぎない

パーレー法は、負けるとそれまでの利益を全て失うベット戦略です。そのため、連勝を狙いすぎると、せっかく手にした利益を失うことになります。

例えば、ルーレットの50%勝率のベットエリアで連勝する確率は以下のようになります。

時に7連勝することもあるのだから7連勝することもあるだろう、と考えがちですが、連勝するスポットを予測するのが難しいのです。その予測を間違えば、得た利益はすべて消えてしまいます。

また、連勝よりも連敗の確率の方が、2～3％高いことも忘れてはなりません（0があるため）。

2．損切りのタイミングを逃さない

連勝が続かずなかなか利益が得られない場合は、大きな損失となる前に損切りすることも考慮しましょう。パーレー法は、マーチンゲール法と違い、負けると賭け金を減らす仕組みのため、連敗後に勝ってもそれまでの損失を回収できません。

ズルズルと賭け続けると、損失が予想以上に膨らむことも。予算と相談しながら、毎回のベットごとに損切りの選択肢も頭に入れておきましょう。

3．リアルマネーで実践する

オンラインカジノでパーレー法を実践する場合は、ボーナスではなく、リアルマネーを利用するのが最適です。オンカジのボーナスには、ほとんどの場合、最大ベット額が設けられています。

通常、最大ベット額は$5～$25の範囲となり、この上限を超えると、せっかく勝利しても出金拒否されます。

また、パーレー法を含むベッティングシステムの実践が禁止されているカジノもあります。事前に利用規約を確認した上で、パーレー法を利用するようにしましょう。

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