ベーシックストラテジー 2025 – ブラックジャック ベーシックストラテジー

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ベーシックストラテジーは、ブラックジャック初心者にとってほぼ必須の攻略法の一種。このガイドでは、ブラックジャックのベーシックストラテジーについて知っておくべき事項についてまとめています。

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ベーシックストラテジー

このページでは、ベーシックストラテジーについて分かりやすく解説しています。ブラックジャックでベーシックストラテジーを実践してみたい方は、以下を参照して下さい。

ベーシックストラテジー とは

ベーシックストラテジーとは、ブラックジャックゲームでの勝率を高めるための最も効果的なアクションをまとめた攻略法を指します。この手法は、統計的に最も期待値が高く、損失を最小限に抑えるためのプレイ指針なり、手札の合計やディーラーのアップカードに応じた最適な行動をチャートに示したものです。

これに従ってプレイを進めることで、ハウスエッジを最小限に抑え、長期的に勝ちやすいプレイが可能になります。 この戦略を頭に入れておけば、毎回のブラックジャックゲームで有利にプレイできます。

ブラックジャック ベーシックストラテジーの長所・短所

ベーシックストラテジーの長所・短所は以下のとおりです。

長所

  • ブラックジャックゲームにおける最も有効かつ確立された戦略
  • 初心者がスキルを向上するためのガイドとなる
  • 適用すれば控除率を低減でき、勝率を上げられる

短所

  • チャートを暗記するのが大変
  • 必ず勝てる戦略ではない
  • 一部の派生種ブラックジャックでは適用が難しい

ベーシックストラテジーは、最も安定したブラックジャックゲームの攻略法であり、初心者がスキルアップするのに欠かせないもの。特に初心者が勝つための最も近道となるゲームプレイ戦略です。 

ただし、チャートをまるごと頭に入れるのはそう簡単ではありません。また、ブラックジャックゲーム本来のランダム性により、表に沿ってゲームを進めても、必ずしも勝てるわけではありません。

また、オンラインカジノの変わり種ブラックジャックの一部では、ルールやハウスエッジが異なり、この手法の有効性が乏しくなることがあります。

ベーシックストラテジー表

ベーシックストラテジー表は、プレイヤーの手札の種類に応じて主に以下の3タイプに分かれます。

  • ハードハンド
  • ソフトハンド
  • スプリット

ハードハンド

ハードハンドとは、エースを含まない手札や、エースを含むが「1」として扱う場合に活用する表を指します。以下は、ハードハンド用のベーシックストラテジー表になります。 ベーシックストラテジー 表

ソフトハンド

ソフトハンドとは、手札にエースが含まれ、そのエースを「11」として扱う状況で活用される表のことを指します。以下は、ソフトハンド用のベーシックストラテジー表になります。 ベーシックストラテジー ブラックジャック

スプリット

スプリットとは、同じ数字のカードが2枚配られた際に、その手札を分割してプレイする場面で使う表のことを指します。以下は、スプリット用のベーシックストラテジー表です。 bj ベーシックストラテジー

ベーシックストラテジーの勝率(期待値)

ベーシックストラテジーの勝率(期待値)は以下の通りです。

ベーシックストラテジー使用した場合の勝率(期待値)

ベーシックストラテジー使用しない場合の勝率(期待値)
43%~45% 48%~49.5%

勝率(期待値)とは、ブラックジャックにおいて1ラウンドで「プレイヤーが勝つ確率」を示す指標です。 ブラックジャックの理論上の勝率は、ベーシックストラテジーを使用した場合と使用しない場合で異なります。

戦略を使わず直感や運任せでブラックジャックをプレイした場合、100回のラウンドでは平均して約43〜45回勝利できる計算になります。一方、ベーシックストラテジーを正確に実践すると、勝率は48.0〜49.5%まで上昇し100回プレイした場合はおよそ48〜50回勝利できる見込みです。

つまり、ベーシックストラテジーを使うことで、100回のプレイ中に約5回多く勝てることになります。

ベーシックストラテジーの覚え方・コツ

ブラックジャック ベーシックストラテジー

 

以下、ベーシックストラテジーの覚え方・コツをいくつか挙げていますので役立てて下さい。

1.表を見ながら実践で慣れる

ベーシックストラテジー表には、プレイヤーの手札とディーラーのアップカードの全組み合わせに応じた最適アクションが記載されているため、すべての数値を覚えるのは難しいと感じる人も少なくありません。ベーシックストラテジー表を手元に置きながらプレイすることで、手札ごとの最適な判断パターンを自然に身につけることができます。

オンラインカジノでは、表を確認しながらブラックジャックを楽しめるため、慣れるには最適な環境です。 覚える際はスピード感のあるブラックジャックよりも、テーブル形式やプレイヤーが少ないゲームを選ぶことで、落ち着いてじっくりと戦略を実践できます。

2.数字ごとの大まかなアクションを覚える

数字ごとの基本的なルールや傾向を押さえるだけでも、効率よく戦略を身につけることができます。

たとえば、ハードハンドでは「12〜16はディーラーが7以上ならヒット、2〜6ならスタンド」、17以上は常にスタンド、8以下は常にヒット、というように大まかな判断パターンを覚えます。 また、ソフトハンドやスプリットも、よく出る手札に絞って基本アクションを覚えるだけで、実戦での判断が格段にスムーズになります。

3.無料版やデモモードで練習する

一部のオンラインカジノでは、実際のお金を使わずにブラックジャックを楽しめる無料版やデモプレイ機能が用意されています。 これを活用すれば、リスクなしでプレイしながらベーシックストラテジー表を身につけることが可能です。

無料版やデモでは、通常テーブル形式で一人で座席につけるため、ハードハンドやソフトハンド、スプリットなど複雑な手札の組み合わせでも、落ち着いて最適なアクションを選べます。

ベーシックストラテジーの実践手順

ベーシックストラテジーの実践手順は次の通りです。

基本の流れ:

  1. ベーシックストラテジー表を手元に用意する
  2. ブラックジャックゲームに参加する
  3. ヒット・スタンド・ダブルダウン等、チャート通りに最適な動きを選択
  4. 何度もプレイして戦略を身につける

オンラインカジノのブラックジャックでベーシックストラテジーを実践する場合は、手元にチャートを用意しましょう。 プレイ中に迷ったときでも、チャートを見ながら最適な行動を選べるため、安定した戦略を維持できます。

以下、具体的な実践手順を詳しく解説しています。

1.ブラックジャックゲームに参加しディールを開始

ベーシックストラテジー 勝率

ハンドにエースを含まないのでハードハンドのベーシックストラテジー表を利用します。 プレイヤーのハンドが「7」と「3」で合計「10」で。ディーラーのアップカードは「10」です。 ベーシックストラテジー表で照らし合わせると、次のアクションは「H:ヒット」になります。

2.ヒットを選択してゲームを続行

ブラックジャック ベーシックストラテジー応用編

プレイヤーにもう一枚のカードが配られてハンドの合計が「12」になりました。 ベーシックストラテジー表では、プレイヤーの手が「12」でディーラーの表カードが「10」の場合は、「ヒット」が推奨されています。 再度ヒットを選択して、次のゲームに進みます。

3.再度ヒットを選択してゲームを続行

ベーシックストラテジー 覚え方

プレイヤーにさらに一枚のカードが配られ合計値が「18」となりました。 ベーシックストラテジー表では、プレイヤーの手札が17以上の場合、基本的に「S:スタンド」を選ぶのが最適とされています。 スタンドを選び、ディーラーの結果を見届けます。

4.結果の決定

ベーシックストラテジー 期待値

ディーラーが「23」でバーストとなり、プレイヤーの勝利です。 このように、ベーシックストラテジー表を活用すれば、誰でも手軽に最適な行動を判断してプレイすることができます。

ベーシックストラテジーで勝てない場合のヒント

ベーシックストラテジーでは勝てない場合のヒントを以下にまとめていますので参考にして下さい。

1.ソフト17ルール

ブラックジャックの各テーブルでは、ディーラーがソフト17(例:A+6)を持っている場合に、「ヒットするか」か「スタンドするか」のルールがテーブルごとに異なります。これを「ソフト17ルール」と呼びます。

  • S17=ディーラーはソフト17で「スタンド」。
  • H17=ディーラーはソフト17で「ヒット」。

このルールはハウスエッジにも直結し、H17のテーブルではカジノ側が約0.2%程度有利になるとされています。 なぜなら、ディーラーがエースを含むソフト17を持つ場合、エースを「1」として扱えばバーストを避けられるうえ、ソフト17でヒットすることで追加カードを引くチャンスが増えより強力なハンドを作りやすくなるためです。

そのため、ディーラーがソフト17でヒットする「H17」を採用するテーブルは、プレイヤーに不利となります。 また、ソフト17ルールはベーシックストラテジーの判断に直接影響します。 例えば、H17とS17では、ダブルダウンやヒットを選ぶ判断基準が微妙に異なります。プレイ前に自分のテーブルが「H17」なのか「S17」なのかを把握し、それに対応したベーシックストラテジー表を活用することで勝率をより高められます。

2.使用するデッキ数の影響

ベーシックストラテジーを正しく使っていても、使用デッキ数が多いテーブルでは理論的な勝率が下がります。

ブラックジャックでベーシックストラテジーを活用した場合の、デッキ数ごとのハウスエッジは以下の通りです:

デッキ数 ハウスエッジ(ベーシックストラテジー使用時)
1デッキ 約0.15%
2デッキ 約0.35%
4デッキ 約0.45%
6デッキ 約0.50%
8デッキ 約0.55%

デッキ数が少ないテーブルでは、エースや絵札、10といった特定のカードが出やすく、プレイヤーに有利な状況が多くなります。 一方、デッキ数が多いとカードの出現確率が均一化され、同じ手札でも最適な行動が微妙に変わることがあります。

そのため、勝率を高めるにはデッキ数の少ないテーブルを選ぶか、プレイするテーブルのデッキ数に合わせたベーシックストラテジー表を使用することがポイントです。

3.インシュアランスに賭けない

ブラックジャックでは、ディーラーのアップカードがエースのときにプレイヤーは保険としてベット額の半分を追加できます。これを「インシュアランス」と呼びます。 たとえば、ディーラーがブラックジャックだった場合、インシュアランスに賭けていれば2倍の配当を得られます。

しかし、統計的にディーラーがブラックジャックになる確率は低く、長期的には損をするリスクの方が高くなります。 そのため、ベーシックストラテジーではインシュアランスには賭けないことが推奨されます。インシュアランスに賭けないことは、この戦略に沿ったプレイを行う上での基本ルールでもあります。

ベーシックストラテジーの改良・応用編

ベーシックストラテジー 改良

ベーシックストラテジーの改良版・応用編としては、次のようなものが挙げられます。

1.カードカウンティングと組み合わせる

カードカウンティングとは、テーブル上に出たカードを記憶・把握し、次のカードを予測するブラックジャック戦略の一つです。 ブラックジャックでは、一度出たカードはデッキに戻らないため、ラウンドが進むにつれてデッキの構成が偏ります。

この残りカードの構成を把握することで、勝ちやすいタイミングを見極め攻めのアクションを積極的に取れるのがカードカウンティングの狙いです。 例えば、デッキに「10」「J」「Q」「K」が多く残っていると判断できる場合、ベーシックストラテジー表の指示を柔軟に調整し、ダブルダウンやヒットなど攻めのアクションを積極的に取ることが推奨されます。

逆に、小さい数字のカードが多く残っている場合は、ディーラーがバーストしにくくなるため、ベーシックストラテジー表に従った慎重なプレイが望ましいと言えます。 このように、ベーシックストラテジーとカードカウンティングを組み合わせることで、状況に応じてより最適なアクションを選択できるようになります。

2.賭け金の最適化

ベーシックストラテジーでは、毎回同じ金額で賭け続けるのが基本ですが、応用編では状況に応じて賭け金を変動させます。 ここでもカードカウンティングが有効で、シューに10、J、Q、K、Aといった高カードが多く残っていると判断した場合、通常の2〜5倍程度まで賭け金を増やしてプレイヤー有利な局面を活かします。

逆に不利なシュート判断した場合は、ミニマムベットに切り替えてゲームの動向を見守ります。 このように、有利な状況では攻めのプレイで利益を伸ばし、不利な状況では賭け金を控えることで、損失を最小限に抑えつつ長期的な勝率を高めることができます。

3.特殊ルールへの戦略調整

ブラックジャックでは、カジノやテーブルごとに細かいルールが異なるため何も考えずに、ベーシックストラテジー通りにプレイすると、思わぬ損失につながることがあります。 こうした特殊ルールや条件に応じて基本戦略を微調整することで、期待値をより高めることが可能です。

特に押さえておきたいポイントは以下の通りです。

  • デッキ数
  • ソフト17ルール(H17/S17)
  • スプリット制限 など

たとえば、デッキ数が少なければカードの流れを読みやすく、ヒットやスタンドの判断を攻め気味に調整できます。また、ディーラーのソフト17ルールによっても、ダブルダウンやヒットの最適行動は変わります。 このように、テーブルごとのルールに応じてベーシックストラテジーを最適化することが、長期的に勝率を高めるための応用スキルと言えます。

FAQ

ベーシックストラテジーの覚え方は?

ベーシックストラテジーを見ながらプレイできますか?

ベーシックストラテジーを使って勝てない理由は?

ベーシックストラテジーの還元率?

ベーシックストラテジーの改良版は?

ベーシックストラテジーとカウンティングは最強ですか?

ベーシックストラテジーのサレンダーとは?

1987年京都生まれ。カジノエキスパート。2013年にイギリスに渡り、大手カジノ企業でアジア市場を担当。2018年よりキプロス在住。10年以上の業界でのキャリアを生かして、業界専門メディアの執筆・編集者として活動中。