Electronic Artsが運営するオンライン対戦チームTPS『エーペックスレジェンズ(Apex Legends)』。同作ののNintendo Switch版において、アップデートがシーズン29で終了となり、8月4日から始まるシーズン30からは同機種でプレイできなくなることが公式Xにて告知された。またこれに伴い、公式ページでも案内が行われている。
Hey legends, we want to share an important update about Apex Legends on the Nintendo Switch.
— Apex Legends (@PlayApex) January 30, 2026
Season 29 will be the final update for Apex Legends on Nintendo Switch. Future seasons of Apex Legends will continue to be available on Nintendo Switch 2.
– Starting August 4, 2026…
同作品は、Electronic Arts傘下のRespawn Entertainmentが手がけるオンラインFPSだ。2019年2月5日より基本プレイ無料で運営されており、基本モードとして3人が部隊を組んで戦うバトルロイヤルが用意されている。20部隊総勢60人のプレイヤーがチャンピオンを目指してしのぎを削るタイプのゲームの金字塔であり、プレイヤーキャラとしては個性豊かで性能の大きく違うレジェンドたちが登場するチーム製ヒーローシューターとしての先駆けとも言える。本記事ではこれまでのSwitch版と今後の移行内容について触れてみる事にしよう。
Nintendo Switch版制限は競技性に合わせた対応か
これまでリリースされてきたNintendo Switch版のApex Legendsは、他のコンシューマであるPS版やXbox版、eスポーツ環境で利用されるPC版とはかなり環境が違う状況でのプレイとなっていた。何よりも大きな制限がフレームレートに対する制限だ。PC版では最大240fpsが上限となっており、競技面ではこの状態が基準値となる。PS4・5版やXbox版では60fpsと、プレイ面では平均的な値に落ち着いている。では肝心のSwitch版はどうかというと、fpsは30で制限となっている。通常快適なプレイとなる状況の半分であり、プレイ時は相応に「重たい」環境と言える。
またSwitch版にはジャイロ操作が付属しており、他のコントローラー操作やキーボード・マウス操作とは違うプレイフィールとなるのは大きな特徴だ。特にスティック操作での照準はエイムアシストの使用が前提となっているが、Switch版ではエイムアシストも強めに掛かっているのか、ジャイロ操作と併用して敵を狙う事がセオリーとなっている。検証によれば視野角も70度固定とかなり狭く、他タイトルでは視野角を広げてより広範囲を見渡せる設定に出来るだけに惜しい要素として取り上げるメディアも見られた。
しかしいかんせん30fpsが上限であり、負荷が高ければそれ以上にフレームレートが落ちるケースがあるというのは、FPSやTPSの様なシューター向けタイトルにとっては致命的と言っても良い。クロスプレイ時は他のハードのプレイヤーに比べて概ね不利な戦いを強いられる形となるだろう。Nintendo Switch事態がハードとしては古い部類に入るため、それを解消出来るだけのスペックを運営側が要求していた可能性は高い。
Nintendo Switch2はハード面では初代Switchとは比べ物にならない性能向上を見せており、シーズン30からは次世代機に合わせた刷新を行うものとされている。
安心して引き継いでプレイできる対応の良さ
今回の新ハード移行に対し、公式も積極的にFAQを出して移行トラブルを抑え込む構えを見せている。公式の回答によれば、ゲーム内購入や通貨については2026年8月4日までNintendo Switchのゲーム内で引き続き使用できる。ただし8月4日降、Nintendo Switch版「エーペックスレジェンズ」はプレイできなくなるため、 残りの通貨はNintendo Switch 2でプレイする場合に利用可能になるとの事だ。
アカウントの移行については、Nintendo Switch2に実装されている「まるごと転送」を行う事で対応可能としている。他の手段として、EAアカウントのログイン設定が分かる場合はNintendo Switch2に直接Apex Legendsをダウンロードしてそこからログインするという方法も案内されている。
いずれにせよ、2026年8月4日にはNintendo Switch版Apex Legendsはプレイできなくなり、課金アイテムなどの購入は前日の8月3日で打ち切られるものとしている。もちろん8月4日以降にSwitch2にApexをダウンロードするかまるごと転送を行う事も問題ないとのアナウンスがされているため、移行が少々遅れてもトラブルにはならないだろう。
今回のSwitch2対応ではフレームレート向上と負荷軽減が見込まれており、さらに操作方法としてマウス操作も対応するとの事で、また新しい遊び方を提供すると見られている。これを機会に、是非新しいハードへと乗り換えてApex Legendsの新たなゲーム体験に身を投じて欲しい所である。
