ピカチュウ カード 驚異の落札額1600万ドル – 世界記録を樹立

ピカチュウ カード 世界記録

高額コレクターズアイテムの世界は、まさに一変した。ポケモントレーディングカードゲーム(TCG)がオルタナティブアセットの王者として確固たる地位を築く中、ローガン・ポールの伝説的PSA10ピカチュウ イラストレーターカードが、驚異の1649万2000ドルで落札された。

この売却は、これまでの記録を破っただけでなく、それを完全に塗り替えた。興味深いことに、これまでの記録保持者は全く同じカードで、ポールは2021年に527万ドルで入手したことで有名だ。わずか5年で、この「聖杯」とも言えるカードの価値は3倍に跳ね上がった。これは、ポケモンシリーズ30周年を迎えるにあたり、超レアなポケモングッズへの需要が衰える兆しを見せていないことを証明している。

ローガン・ポールのポケモンカードを買ったのは誰?

1,300万ドル(オークション手数料を加えると1,640万ドル超)で落札したのは、ベンチャーキャピタリストのAJ・スカラムチ氏である。もしこの名前に聞き覚えがあるとしたら、それは彼が元ホワイトハウス広報部長のアンソニー・スカラムチ氏の息子だからだ。

オークションは、ローガン・ポールの芝居がかった演出に支えられ、ドラマチックな展開となった。さらに、ポールはレッスルマニア38でのWWEデビュー時に着用していた、7万ドル相当のダイヤモンドをちりばめたネックレスも出品した。ポールはスカラムーチ氏に直接カードを手渡すことを約束し、「コレクターズアイテム界のモナリザ」と称している。

ピカチュウ イラストレーターカードが高い理由

初心者にとっては、一枚の紙に1600万ドルというのは狂気の沙汰に思えるかもしれない。しかし、「ピカチュウ イラストレーター」はただのカードではない。1997年と1998年にコロコロコミックが開催したイラストコンテストの賞品として、わずか39枚しか配布されなかった。

様々な摩耗状態の複製品が複数存在するが、ローガン・ポールのコピーはPSA10ジェムミントグレードを持つ世界で唯一のものである。この「1/1」のステータスは技術的に完璧であり、統計的にアップグレードが不可能であるため、億万長者のコレクターにとって評価額は天井知らずだ。

ピカチュウ カードのオークション中の論争と「混乱」

1600万ドルの落札に至るまでには、ドラマが絶えなかったわけではない。オークションは、OnlyFansのクリエイターによる1020万ドルという「幻の入札」によって一時中断した。ポールは、このことが一時的な買い手離れを招いたと主張している。さらに、ポールの公の場での確執(弟のジェイク・ポールやスーパーボウルのアーティスト、バッド・バニーとの最近の確執など)により、オークション期間中ずっと話題の中心にあった。

ポケモンカード ゲーム投資の未来

このセールは、ブランドにとって極めて重要な時期に行われる。ポケモンの日(2月27日)が間近に迫る中、ファンは次世代ゲームや、待望のライフシミュレーションゲーム『ポケモン ポコピア』の情報を熱心に待ち望んでいる。

フランチャイズ30周年を迎えるにあたり、1,640万ドルの売り上げを記録した「ピカチュウイラストレーター」は、業界にとって大きな指針となっている。趣味として見るか、本格的な投資として見るかに関わらず、一つ確かなことがある。ポケモンはもはや単なる子供向けゲームではなく、世界的に重要な資産クラスとなっているのである。

1989年大阪生まれ。ゲームニュース編集者。8年以上の国内外ニュースライター・編集者を経て独立。国内・海外のPCゲーム、Xbox、Playstation関連ニュースや特集記事をメインに配信中。